【ペット・ロスのおはなし 第2回】

Yamanaka Shigetsugu By: Yamanaka Shigetsugu | Posted: 2021/10/24

こんにちは。ペット・ロスを主にカウンセリングしてます山中と申します。

第2回目は、ペット・ロスとはどんな状態なのか、それに直面したらどう対処していけば良いか、誰に相談したら良いか?
といった事をお話したいと思います。


「ペット・ロスにいたる経緯」
どなたにもおそらく経験があると思います。
子供の頃にお気に入りのオモチャを壊されたり、勝手に捨てられたり、誰かに持ち去られたり。
大人であっても未成年あっても関係なく、今からでもそう言うことを簡単に想い出せるでしょうか?
後になってからうまく想い出せれば、その時に自分の感情の流れと言うモノがどうなっていたのかを確認することできます。

例えば、オモチャが壊れた場合を想像してみてください。
勝手に壊れたのか、誰かが壊したのかにもよりますが、「怒り」の感情が筆頭に来ませんか?「悲しみ」の感情も対立して起きると思います。

それは何に向けられますか?おそらくは相手やモノに向くか、自分に向くかだと思いますが、それを実際にどうしていますか?
壊した相手が人であれば、相手を罵る、叩く、注意する、謝らせる、弁償させる、と言った行動をとるのではないでしょうか?
これはある意味、相手への報復でもあり、怒りの昇華を果たしたということになります。

悲しみについてはどうでしょうか?泣くことで怒りを流し、壊れたことを受け入れて、修繕したり買い替えるなどの行動になるのではないでしょうか?

次に壊した相手がモノやペットの場合です。
壊れた結果は同じですが、あなたはモノやペットに怒りを向けますか?それとも悲しみでいっぱいになりますか?

怒りでモノに当たれば、それは壊れたりするんでしょう。片付けるのは自分です。虚しいですね。
ペットに当たるとすれば、それは虐待行為で犯罪です。人以前の在り方の問題です。

じゃあ「壊れたときの怒り」をどうしたらいいんでしょうか?
行き場のない怒りはイライラを伴いながら自分の中にため込むことになるのだと思います。

1度目はまあいいでしょう。2度3度同じことが繰り返されて、さらに繰り返されるとついには堪忍袋の緒が切れるということになるのではないでしょうか?
自分の「堪忍袋の緒が切れる」切れたらどうなるのでしょう?それが怒りであれば暴発ですね。問答無用で強力な衝動が起きます。コントロールが効きません。
堪忍袋に悲しみがいっぱいになったとすれば、どうでしょう?想像してみてください。

自分で踏んで壊した場合はどうでしょうか?
大切なオモチャが壊れた事への怒りの原因が自分自身です。この怒りは「自分自身への失望」「泣く、悲しむ」という主に内向きの行動になろうかと思います。

どれもあまり気持ちの良い想像にはならないので、不愉快に感じられたらすみません。
そう言うモノなので、でもペットロスへ向き合うには必須なモノです。

ペットロスに至るまでは色々なケースがありますが、どれもペットとご自身の間の関係性で起こっていると言えます。
・ペットが病気や障害を持っている。 → 不安だ、いつも面倒を見ないといけない、ペットが哀れだ、自分が代わりたい
・ペットが高齢 → 元気が無くて行動がおかしくなってきた、亡くなるのではないか、不安だ
・突然の事故や病気での死 → こんなことになるとは思っていなかった、自分が代わりになれば良かった、怒りと悲しみが一気に押し寄せて受け入れられない

おおよそ、3つに大別することができて、少なくともどれかには絡んでいることが多いです。
これに加えて、飼い主さんの家族との関係、友人や職場との関係で受けているストレスにも絡みます。

個人的に感じるのは、色々な面で我慢することが多すぎるのはと思います。
皆さんは我慢袋や堪忍袋がどれくらい大きいものなのでしょうか?まさか、容量把握もしないでやみくもに詰め込んでたりしてませんか?
ペットがそのストレスへの癒しになっていたとすれば、とてもリスクのあることだと感じないでしょうか?
もし、そう言うことに心当たりがあれば、そのことにも目を向ける様にされた方が良いかと思います。

自分の子育ての頃にこの堪忍袋が大活躍しましたが、堪忍袋が破ける事態が何度か起こりました。子供相手に意外に脆い自分を発見です。
緒が切れたら現状のまま結び直せばいいですが、袋が破れたらもう終わりです。新たに交換するしかないです。
それは自分の価値観が組み替わる、改心されるということに対応するでしょうか。
どうせ我慢しても目いっぱいは無理なんだから、我慢せずに楽しくできる別の方法を考えた方が良いですよね。

【対処の方法】
ペットロスに直面したとき、心の中は平常ではいられない動揺や悲しみ、怒り、あきらめなどの感情でいっぱいいっぱいになっていて、それが止めどもなく押し寄せて来て、鎮まることがないと言います。
見かけ鎮まっていて日常が送れていても、時折りフラッシュバックが押し寄せたり、無意識に泣いてしまっていたり、そう言うこともあります。
ご自身の中でずっと燻る感情が主張をしているとも言えます。言い換えれば、個人として解決しないといけない優先度が非常に高い心的事案とも言えます。


まず、一番にした方が良いことは、溜まっている自分の感情を信頼できる誰かに話してみることです。
意見は求めないで、とにかく聴いてもらってください。口に出すことで少しだけ溜まっている感情が楽になります。
ここでは話す相手を選ばないと困ったことにもなります。信頼できる友人と思っていたのに、相手もペットが亡くなって悲しい想いをしているところに相談を受けて、逆に怒りをぶつけられるということにもなりかねないです。
余裕ができれば相手のことも聴いてみることもできると思いますが、そうでないならメンタル系のカウンセラーに聴いてもらってください。
話してもすぐにすっかり楽になる訳ではないですが、自分の心の中が話すことで整理されていきます。そうすれば時間が経った後で落ち着いて自分を見ることができる様になると思います。

2つ目は、向き合うことです。
これは自分にとって受け入れられないモノがあるときにはとても大変な痛みを感じるものです。
多くの方がペットロスを感じるときに受け入れられないのが「死」という事実です。
ざっくりと言えば、結果的にそうなるとも言えるのですが、生と死は全ての生き物が持っているプロセスです。
なのにどうして「死」だけが受け入れられないのでしょうか?と言う見方もできます。

ペットを飼う時の大前提で、「ほとんどのペットは人より寿命が随分短い」と言うことは重々承知していたと思うのですが、どうしてなのでしょうか?
その点「何か間違えていませんか?」とどうしても想い起されてしまうのですが、皆さんはどのように普段感じておられるのでしょうか?

飼い主さんによっては、高齢の親も亡くなり、子供も自立して家を出て、妻または夫も離別し、自分一人でペットと住んでいて、この子が亡くなったら自分は何に頼ったらいいんだ?と嘆く方もおられます。

いやいや、事情は分からなくもないですが、それはちょっと違うでしょう?と思うところは多いです。

受け入れられない気持ちの元は何ですか?自分の中の心を探ってみてください。
結構自分本位なことがあったりするとペットには申し訳ない気持ちにもなると思いますが、そういうことを見つけて受け入れていきます。
話すことでそう言うことが分かってくると良いですが、ご自身で想い返してみて理由を見つけていくのもペットロスの解消には大切です。
 

次回に続く
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今回はペットロス改善のための最初のアプローチを記してみました。

原因があって結果もあります。どうしてそうなっているのかが分からないのであれば、単純にそれを知れば良いんです。
知ったら辛いということはありますが、フタをするから分からなくてもっと辛いんですね。
答えは飼い主さんの中にほとんどありますが、それを想像できる形に持って行くことができればと常々思っています。

次回は、「向き合うこと」の事例を紹介させていただければと思います。結構厳し目、無理難題です。


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