過食に苦しみ、医師に相談しても根本的な解決に至らず、苦しんでいる方は少なくありません。
中学2年生のときに拒食症になり、食べていないから歩けなくなって、脂肪もないからいつも寒さで震えていて、
罪悪感があまりに辛すぎて、大泣きしながら病院に入りたいと母親に言いました。
当時は、医学も薬学も、心理学もなーんにも知らなくて、
しかし現実はそんなに甘く有りませんでした。
病院に入院する当日、おじさんが車できてくれて東大病院の内科に入院しました。
でも辛いのは食事でした。
頑張って白米を食べても、死ぬほどの罪悪感に毎回襲われました。
でも病院のベッドではいつも料理番組をみていました。これも拒食症の特徴ですね。
そして、この入院プログラムでは、体重に応じて行動が制限されました。
栄養をいれるための鼻チューブをいれるということもあり、これが嫌すぎて、一生懸命重ね着をしてw
そして卒業式も特別に外出許可をもらって行きました。
とても不思議なのは、この卒業式の前に、友達と友達のお母さんたちと、ランチ会をしたことです。
実は、ランチ、フレンチのコースを完食できました。
罪悪感もなし。なんだかフツウの人間に戻った気がして、ちょっとだけ怖かった記憶もあります。
卒業式では学年全員と会うわけですが、歩けないくらいガリガリで痩せこけてしまった私と、友達がなんのかわりもなく接してくれました。
中学生らしく、写真取ろーよ〜とか、清水久しぶりー!とか。みんな早く元気になってね、とかも言わず。(思っていたかもしれませんが)
当時はSNSもないし、摂食障害自体あまり知られていなかったし、いまより精神病への偏見があるような気がしていました。
でも、友達にあって、「早くみんなのところに戻りたい。
これが私のマインドを180度変えました。
今思えば、この行動はメンタルラボプログラムで、拒食や過食のひとにやってもらっていることそのもの!!!
(当時はサポートもケアもなくこれで摂食障害が治った!わけではないのですけどね。)
まあ、話を戻します。
卒業式の後は、母親とケーキを食べにも行きました。
病院食すら泣きわめいていた私がケーキを食べられて母親も嬉しそうでした。
そして病院に帰りました。この日から病院の食事を完食するようになりました。
むしろ早く体重も回復して、元気にならないと!と逆にたくさん食べないと、と思うときすらありました。
それでもガリガリでしたが、退院し、無事学校に復帰しました。(中高一貫だったのでそのまま学校に復帰)
これでホッとしたと思いきや、私の地獄はまだまだ続きました。。
何度も書きますが、入院して命を落とさず退院する、身体面の回復に病院は役立ったかもしれませんが、心理面の回復はまるでだめ。
15年、そのまま苦しみ、過食もひどくなり・・。
当時にメンタルラボがあれば、私はもっともっと早く自分を許して、自分を愛して、たくさんの10代、20代、色とりどりの経験をしていたと思います。
長くなったので、ここからの高校生〜東大受験編はまた次回。
ご相談はいつでも(^^)
あなたの人生、いつからでもやり直せる。
どんなふうにも好きなように変えていける。
なにより、自分のことが大好きな自分になって、堂々と楽しく生きられるようになりますよ(^^)
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