こんにちは、メンタルラボ代表の坂下えみです。
・朝、目が覚めた瞬間に襲ってくる鉛のような体の重さ。
・「また今日が始まってしまう」という絶望感。
・通勤電車の中で、なぜか涙が出てきそうになる。
実はこのような切実なご相談は非常に多くなっています。
上司から評価されない、ブラック労働に疲れ切っている、人間関係に悩んでいる、部下のマネジメントが難しい、成果が出ずにモチベーションが上がらない。。。多くの真面目な方ほど、「会社に行きたくないなんて甘えだ」「みんな辛くても頑張っている」と自分を責めてしまいがちです。
しかし、はっきりとお伝えします。
その「行きたくない」という感情は、決してあなたの心が弱いからでも、甘えているからでもありません。
私たちが「我慢」を続けているとき、脳内では理性を司る部分が、感情や身体の不調を無理やり抑え込んでいる状態にあります。
しかし、許容範囲を超えたストレスがかかり続けると、脳は「これ以上進むと危険だ」と判断し、強制的にブレーキをかけようとします。これが、朝起き上がれなくなったり、動悸がしたり、思考が停止してしまったりする原因です。
つまり、「会社に行きたくない」と感じるのは、あなたの生存本能が正常に働いている証拠なのです。
車で言えば、エンジンオイルが切れて警告ランプが点滅している状態。ここで無理にアクセルを踏み込めば、どうなるでしょうか?
臨床心理の現場で多くの方を見てきて痛感することがあります。それは、「限界まで我慢してしまった後の回復には、非常に長い時間がかかる」という現実です。
「もう少しだけ頑張ればなんとかなる」
そう思って警告サインを無視し続けると、ある日突然、プツンと糸が切れたように動けなくなってしまいます。
一度「適応障害」や「うつ」といった状態で心が完全にエネルギー切れを起こすと、元の生活に戻るまでに数ヶ月、あるいは数年という長い時間が必要になることも珍しくありません。
キャリアの空白期間ができるだけでなく、「働くこと」そのものへの恐怖心が刻み込まれてしまうリスクもあります。
もっとも恐れるべきは、「まじめな人ほど、倒れる直前まで自分が限界であることに気づけない」ということです。
では、最悪の事態を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。
その答えは、「完全に壊れる前に、適切な場所に相談する」ということに尽きます。
相談することは、決して「逃げ」や「敗北」ではありません。
むしろ、長く安定してパフォーマンスを発揮し続けるための、賢い「メンテナンス」であり、戦略的なキャリア防衛策です。
自分ひとりで抱え込んでいる悩みも、脳科学や心理学の知見を持つ専門家と話すことで、「なんだ、こういうことだったのか」と、驚くほど視界が晴れることがあります。
絡まった糸を無理に引っ張るのではなく、専門家の手で一本一本ほどいていく感覚です。
では、限界を迎える前に具体的にどのような行動をとればよいのでしょうか。 無理にポジティブになろうとする必要はありません。まずは以下の2つの視点を持ってみてください。
1. 感情を「言語化」して体の外に出す
悩みや不安は、頭の中で抱え込めば抱え込むほど、実態以上に大きく、恐ろしいものに膨れ上がってしまいます。これは脳の仕組み上、仕方のないことです。
大切なのは、そのモヤモヤを言葉にして「外に出す」こと。 信頼できる友人や家族、あるいは利害関係のない第三者に話すだけで、驚くほど心が軽くなることがあります。 自分の状況を客観的な「事実」として眺めることができれば、脳は過度なパニック状態から脱し、冷静な対処法を探せるようになります。
2. 「環境」を変えてみる
もし今、仕事で思うような成果が出せていないとしても、それは決してあなたの「能力」が低いからではありません。 単に、今いる場所があなたに合っていないだけである可能性が非常に高いのです。
人には必ず、その才能が最大限に輝く「適切な土壌」があります。 今の環境で苦しいのは、あなたが劣っているからではなく、そこがあなたの咲く場所ではないからかもしれません。 「環境を変えること」は逃げではなく、自分の能力を発揮できる場所への「最適化」です。 自分を責める前に、「場所が間違っているのではないか?」という視点を持ってみてください。
あなたの人生は、会社のためにあるのではありません。
いま感じているその辛さを、どうか一人で抱え込んで我慢し続けないでください。
私たちは、ただお話を聞くだけではありません。
あなたが本来持っている力を取り戻し、再び前を向いて歩き出せるよう、論理的かつ実践的なアプローチでサポートします。
心身が壊れてしまう前に。
まずは「ガス抜き」をするような軽い気持ちで、お話ししてみませんか?
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