こんにちは、メンタルラボ代表の坂下えみです。
ふとした瞬間に、周りの人と自分を比べて落ち込んでしまうことはありませんか?
「あの人はあんなに活躍しているのに、自分は…」
「もっと頑張らないと価値がない」
実は、輝かしい経歴を持つ人や、傍目には順風満帆に見える人ほど、こうした「根拠のない自信のなさ」に苦しんでいることが非常に多いのです。
今日は、なぜ私たちは自信を失ってしまうのか、そしてどうすれば「本当の自信」を育てることができるのかについて、少し深いお話をしたいと思います。
私は普段、東大生や海外大生、キャリアを積まれた社会人の方など、いわゆる「ハイスペック」と呼ばれる方々のメンタルサポートを行っています。
そこで驚くほど共通しているのが、「優越感と劣等感の間で行ったり来たりしている」という状態です。
勉強ができる、仕事が評価された、痩せている(優越感=安心)
自分よりすごい人が現れた、失敗した、太った(劣等感=無価値感)
このシーソーゲームの中にいる限り、心からの安らぎは訪れません。
「勝っているときは安心だけど、負けるのが怖い」
これは自信ではなく、「条件付きの安心感」に過ぎないからです。
私自身もかつてはそうでした。
「痩せていないと価値がない」と思い込み、摂食障害に苦しんだ過去があります。ガリガリに痩せている時は「優越感」で安心し、少しでも太るとどん底の「劣等感」に苛まれる。
この苦しいループは、あなたの性格のせいではなく、思考の癖(システム)によるものなのです。
では、どうすればこのループから抜け出せるのでしょうか。
コロンビア大学での研究や多くのカウンセリングを通じて、自信には大きく分けて2つの種類があることがわかってきました。
これは、赤ちゃんを想像すると分かりやすいでしょう。
赤ちゃんは何かを達成したから愛されるわけではありません。ただそこにいるだけで、周りを笑顔にし、尊ばれます。
私たちも本来、生まれた時はこの自信を持っていました。
しかし成長する過程で、「テストでいい点を取ったら褒める」「かけっこが速いとすごい」といった「条件付きの評価」に晒され続けます。
その結果、「〇〇ができない自分には価値がない」という思い込みが刷り込まれてしまうのです。
もう一つは、生きていく中で育める自信です。
それは「誰かに勝つこと」ではなく、「誰かの役に立つこと」や「新しいことに挑戦すること」で生まれます。
実は、受験勉強や競争に特化しすぎてきた人ほど、この自信が育っていない傾向にあります。
「勉強があるから家の手伝いはしなくていい」
そうやって守られてきた結果、「誰かに喜んでもらう」「失敗を乗り越える」という、自信の筋肉を鍛える機会を失ってしまうのです。
優越感と劣等感の世界で生きていると、常に周りが敵に見えたり、評価されることに怯えたりしてしまいます。本来持っているあなたの優しさや才能が、恐怖によってフタをされてしまうのです。これは本当にもったいないことです。
自信を取り戻すために必要なのは、もっと高い実績を上げることでも、誰かに勝つことでもありません。
「条件付きのゲーム」から降りることです。
「仕事ができてもできなくても、私の存在価値は変わらない」
頭では分かっていても、長年の思考の癖を変えるのは一人では難しいものです。
特に、真面目で頑張り屋さんな人ほど、「自分の努力が足りないからだ」と自分を責めてしまいがちです。
優越感と劣等感のループから抜け出したとき、世界は一変します。
他人の評価に振り回されなくなり、本当に自分がやりたいことにエネルギーを注げるようになります。
それは、諦めではなく、最強の強さを手に入れるプロセスです。
もし今、あなたが他者との比較で苦しんでいるなら、それは「変わるタイミング」が来ているサインかもしれません。
一人で抱え込まず、プロと一緒に思考の整理をしてみませんか?
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東大薬学部→コロンビア大学で臨床心理を学んだ代表えみがお悩みにお答えします。
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