こんにちは、メンタルラボ代表の坂下えみです。
一生懸命に働いているのに、なぜか正当に評価されていない気がする。周囲の視線が冷たく感じたり、自分の存在意義を見失いそうになったりすることはありませんか?
「自分が認めてもらえない」という感覚は、単なるわがままや甘えではありません。それは、心からのSOSであり、あなたがそれだけ誠実に仕事に向き合ってきた証でもあります。
今回は、臨床心理学の視点から、その苦しさの正体と、心を整理するための本質的な向き合い方についてお伝えします。
心理学において、他者から認められたいという「承認欲求」は、私たちが社会の中で生きていくための基本的なエネルギー源の一つとされています。
職場は人生の多くの時間を費やす場所ですから、そこで自分の価値を否定されているように感じると、自己肯定感の土台が揺らいでしまうのは当然のことです。
特に、以下のような心理状態が重なると、孤独感はさらに深まってしまいます。
・スポットライト効果: 自分の失敗や欠点ばかりが目立っているように感じ、周囲の評価を過度にネガティブに捉えてしまう状態。
・インポスター症候群: 実力があっても「自分は偽物だ」と感じてしまい、少しの指摘で「やっぱり自分はダメだ」と極端に落ち込んでしまう心理。
これらの反応は、あなたの能力が低いから起こるのではなく、脳が自分を守ろうとする防衛本能に近いものです。まずは「苦しいと感じる自分」を否定せず、そのまま受け入れることから始めてみましょう。
現状を打破しようと闇雲に頑張りすぎるのは、時に逆効果になることがあります。まずは「点」の対策ではなく、長期的な視点を持って自分の心と環境を整えていくことが大切です。
他人の評価は、その人の体調や好み、あるいは組織の都合に左右される非常に不安定なものです。まずは、今日の自分が「できたこと」を自分自身で認める練習をしましょう。大きな成果でなくても構いません。「納期を守った」「丁寧にメールを返した」といった、あなた自身の「プロとしての誠実さ」を自分で加点していくことが、心の安定に繋がります。
「認めてもらえない」と感じる背景には、上司や周囲が求めている役割と、自分が良かれと思って注力しているポイントにズレが生じているケースが多くあります。感情的に反応する前に、一度「今の組織で求められている具体的な成果とは何か」を客観的なデータとして捉え直してみると、次の打ち手が見えてきます。
今の場所でどれだけ努力しても、根本的な価値観や相性が合わない場合、あなたのエネルギーが枯渇してしまう危険があります。学生が学校を変えるのが容易ではないように、社会人がすぐに環境を変えることには勇気が必要かもしれません。しかし、今の場所が世界のすべてではありません。
「自分に合う環境は他にあるかもしれない」と選択肢を広げておくだけでも、心に余裕が生まれます。それは逃げではなく、自分を最も活かせる場所を探すための前向きな戦略です。
職場での評価がすべてだと感じてしまうとき、視界は極端に狭くなっています。あえて仕事以外のコミュニティに触れたり、専門家に今の状況を言語化して伝えたりすることで、「職場という狭い世界」の外にある自分の価値を再発見することができます。
「今の場所で認められなければ、どこへ行っても同じではないか」
そんな不安を抱える必要はありません。臨床心理の現場で多くの方と接してきて感じるのは、適切なアプローチを知り、心の重荷を下ろすだけで、人は驚くほど本来のパフォーマンスを発揮できるようになるということです。
あなたが持っている専門性や、これまで積み上げてきた努力は、決して消えることはありません。
職場の人間関係やキャリア形成、あるいは言葉にできないモヤモヤとしたお悩みは、ぜひメンタルラボへご相談ください。東大薬学部からコロンビア大学大学院で臨床心理を学んだ代表のえみが、専門的な知見に基づき、あなたのお悩みに寄り添いながら一緒に解決の道を探ります。
一人で抱え込まず、新しい一歩をここから踏み出してみませんか?
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