過食を克服した私の体験談その1:自信と愛が導く自己成長の旅〜なぜ医者に言っても過食は治らないのか?

えみ By: えみ | Posted: 2024/03/07

過食に苦しみ、医師に相談しても根本的な解決に至らず、苦しんでいる方は少なくありません。

私もその一人でした。

中学2年生のときに拒食症になり、食べていないから歩けなくなって、脂肪もないからいつも寒さで震えていて、

でも運動しないと・・・と折れそうな身体を引きずってウォーキングを毎日していました。

糖質がちょっとでもあるトマトを食べただけで罪悪感で死にそうでした。

罪悪感があまりに辛すぎて、大泣きしながら病院に入りたいと母親に言いました。

当時は、医学も薬学も、心理学もなーんにも知らなくて、


「病院に入ったら、入院したら楽になれる。病院で栄養計算された病院食ならきっと食べられる」

と謎の期待をしていました。
拒食の方で入院が怖いという方もメンタルラボにたくさんきます。

でも、私はむしろ、「ああこれで楽になれる」と思っていました。

しかし現実はそんなに甘く有りませんでした。


病院に入院する当日、おじさんが車できてくれて東大病院の内科に入院しました。

摂食障害プログラムなるものが実施されました。
場所は内科で、ちょっと糖尿病系の優しいおばさんや、甲状腺系の病気の若いお姉さんがいました。
いわゆる「フツウ」のひとたちがいる4人部屋で、とてもきれいでした。
人間関係や人見知りはしないので、他の患者さんともお話したり楽しかった。

でも辛いのは食事でした。


病院にきたら食べられると思っていた食事も全く食べられませんでした。
私の「拒食」ってのは本当に頑固でした。

頑張って白米を食べても、死ぬほどの罪悪感に毎回襲われました。

でも病院のベッドではいつも料理番組をみていました。これも拒食症の特徴ですね。

異様に食べ物に関心があって、「治ったらこれ作ろう!」とかおもって、全部レシピをノートに書いてました笑。

そして、この入院プログラムでは、体重に応じて行動が制限されました。

栄養をいれるための鼻チューブをいれるということもあり、これが嫌すぎて、一生懸命重ね着をしてw

体重審査をしました。鼻チューブは免れましたが、部屋を出られませんでした。
ちょうどこの頃、私は中学3年の春休み直前で、学校の卒業式が有りました。学校の卒業式にどうしても出たいと思っていました。

そして卒業式も特別に外出許可をもらって行きました。


とても不思議なのは、この卒業式の前に、友達と友達のお母さんたちと、ランチ会をしたことです。


病院食すら食べられないのにどうしたのか?

実は、ランチ、フレンチのコースを完食できました。


罪悪感もなし。なんだかフツウの人間に戻った気がして、ちょっとだけ怖かった記憶もあります。

そのまま卒業式に出ました。

卒業式では学年全員と会うわけですが、歩けないくらいガリガリで痩せこけてしまった私と、友達がなんのかわりもなく接してくれました。

中学生らしく、写真取ろーよ〜とか、清水久しぶりー!とか。みんな早く元気になってね、とかも言わず。(思っていたかもしれませんが)


私を病人扱いすることもなく、変な目でみることもなく。いま考えても本当に泣けるほどありがたい環境でした。

当時はSNSもないし、摂食障害自体あまり知られていなかったし、いまより精神病への偏見があるような気がしていました。

すごく引け目も有りました。

でも、友達にあって、「早くみんなのところに戻りたい。

そのために元気にならないと」と強く思ったのです。

これが私のマインドを180度変えました。


今思えば、この行動はメンタルラボプログラムで、拒食や過食のひとにやってもらっていることそのもの!!!

(当時はサポートもケアもなくこれで摂食障害が治った!わけではないのですけどね。)

きっとここで、いま私がやっているメンタルラボ、にであっていれば私は15年も苦しまなかったと思います。

まあ、話を戻します。

卒業式の後は、母親とケーキを食べにも行きました。

病院食すら泣きわめいていた私がケーキを食べられて母親も嬉しそうでした。

そして病院に帰りました。この日から病院の食事を完食するようになりました。

むしろ早く体重も回復して、元気にならないと!と逆にたくさん食べないと、と思うときすらありました。

たぶん平均体重よりはだいぶ低かったし思ったより体重も増えず、太ることへの恐怖は少しだけ薄かったです。
食事へのこだわりはとても強くて、ケーキ2つたべたら糖尿病になるかなとか、白米は計らないと食べれないとかそんなことは当たり前に続いていました。


そしてついに退院できるまでに体重が回復しました。

それでもガリガリでしたが、退院し、無事学校に復帰しました。(中高一貫だったのでそのまま学校に復帰)


これでホッとしたと思いきや、私の地獄はまだまだ続きました。。


何度も書きますが、入院して命を落とさず退院する、身体面の回復に病院は役立ったかもしれませんが、心理面の回復はまるでだめ。


15年、そのまま苦しみ、過食もひどくなり・・。

死にたいと思う日々。母親といっしょにもう、死んじゃおうかと包丁を取り出したこともありました。

15年かけて、薬学を学び心理学を学び、決定的に私を地獄から外の世界につれていってくれたメンターがいて。
その経験をすべて詰め込んだメンタルラボがあります。

当時にメンタルラボがあれば、私はもっともっと早く自分を許して、自分を愛して、たくさんの10代、20代、色とりどりの経験をしていたと思います。


今となっては、「この人生でよかった。これを今苦しんでいる人に還元する」という使命をみつけたものの、
同じように苦しむひとには早く、自己成長をして、もっと自分を愛して、とても優しい世界に気づいてほしいと思っています。

長くなったので、ここからの高校生〜東大受験編はまた次回。

ご相談はいつでも(^^)



あなたの人生、いつからでもやり直せる。

どんなふうにも好きなように変えていける。

なにより、自分のことが大好きな自分になって、堂々と楽しく生きられるようになりますよ(^^)

必ず。

私と同じように間違った「治療」で悩むひとがあまりにも多いので、早く根本に気づける人たちが増えるように発信していきます。

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